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イル・ポスティーノのokimeeのレビュー・感想・評価

イル・ポスティーノ(1994年製作の映画)
3.8
渋谷のTSUTAYAがDISCASのみになってしまうのでその前に駆け込みレンタル。(見きれるのか)
ブチャラティの好きな映画ということでまずはじめにこちら。

郵便配達人のマリオが、(週に一度映画を見れるほどのチップで)亡命中の詩人にファンレターを届けることで交流がはじまり、隠喩を学び文化に触れることで人生が豊かになっていく。退屈な島も鮮やかに奏でられる。
そしてなんと詩人・パブロはニューシネマパラダイスのアルフレード。

詩人に助けてもらいながら、マリオは島一番の美女を口説き、妻にする。
チリに帰ってしまった偉大な詩人に、島を思い出してもらうため、島の綺麗なものを録音する。
さざ波、大波、風、鐘、胎児の心音。
そして数年後、詩人が島を懐かしんで訪ねたら....。

ここにいない人といる人との間に、色んな人の思いが届けられる映画だった。
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