よくよく考えればかなりドラマチックな話なのに、感情的なシーンがなく、俳優たちの感情表現も少なく、それが意図したことであるにしてもとても奇妙な映画です。
孤独云々や相手をみないといったことが意図されているようですが、それらはほとんど感じられず、空虚さだけが残ります。
深田監督の持ち味(とわたしが考える)の人の営みは喜劇でも悲劇でもあるといった内容ではあるのに、俳優たちに真面目に演技させ過ぎが原因でしょう。
「ネタバレレビュー・奇妙なシナリオとあまりに現実的な俳優たち、残る虚しさ」
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