ああなるほど、これも「淵に立つ」なんだ、、。
一見平穏な家族が異物混入によって、揺り動かされ繕ってきた壁が崩れ落ちていく。異物はパクさん。いやいや、親子二代に渡る公務員一家の二郎さん家族にとっては、妙子がすでに異物だったかも?
いやまてよ、「本気のしるし」の男女逆バージョンとも言えるかな? 韓国手話はドライブマイカーを意識した訳ではないですよね?
善意、悪意、嫉妬、怨み、憐み、後悔、蔑み、支配欲、心の内側、、、他の人の事なんて分からない、たとえ親子であっても。自分の事なんて他の人には分からない、たとえ自分自身であっでも。絶対的孤独。ああ、もう息が詰まる^^;
相変わらずこの監督は、人の心の淵に立って中を覗かせてくれます。そして心を痛いほどざわつかされる、、^^;
でもこの監督は、その絶望の先に見える景色をちょっと想像させてくれるから救われます。あのダンスからの二人歩き、、いろいろ話たくなる作品ですね^_^