このレビューはネタバレを含みます
***第14回 TAMA映画賞にて***
子供が亡くなる映画が年々苦手になっており、暗くて救いが見出せなくてこの評価に。でも役者さんの演技は皆素晴らしいと思います。
監督の大好きな歌から着想を得たとのこと。こういう解釈になるなんて、想像力豊かですごいなぁ。
旦那が飾り付けを取ったり、お風呂に入ろうとしたり、外で元カノにキスしてたり、あるあるな感じの胸くそ加減が絶妙。
結局人の苦しみなんて、家族にだってわかってもらえない。どんなに言葉を尽くしたって慰めになんかならない。苦しみどころか、何も知らないのかも。そうわかってるのに、少しでも共感し合える人を求めて間違えながら歩くんだろうなぁ。