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淫らのyksijokiのレビュー・感想・評価

淫ら(2019年製作の映画)
2.8
教授と学生という立ち位置を利用しようとする変態エロ教授による映画クイズが炸裂するタイトルと中身全然ちゃうやんムービー。雰囲気だけずっと不穏なんだけど肝心のストーリーはなんだか惜しい感じ。アバター好きは必見。

クイズのくだりはめちゃめちゃ笑ってしまった。孤独なおじさんのお戯れじゃんという。下心が見え始めてきてから完全に気持ち悪いんだけど主観が学生側に置かれて描かれているがゆえに彼女の感情の揺れ動きもよくわからず理解できないまま進んでいく感じが気持ち悪かった。

冒頭の男もだけど結局男っていっつも自分のことしか考えないしちょっと心を開けばすぐ性行為にイケると思ってるクズばっかだよね!感はちゃんと伝わってきた。だからこそラストのテイストだと思うんだけどだとしたらバチッと残虐シーンを見せるとかでも良かった気がする。

途中めちゃめちゃいい事言ってたのにそれもセックスへの布石でしかなくてマジ幻滅。

このタイトルは誤認するけどTSUTAYAでこのタイトルだったらイチかバチか借りそうなラインなのでU-NEXT掘り出し物市としては巧い。

キャスト★3.8
ストーリー★3.2
プロット★3.0
演出★3.0
映像★2.7
音楽★2.8
バイブス★2.8
全体 ★2.9
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