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かがみの孤城のtakehiのネタバレレビュー・内容・結末

かがみの孤城(2022年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

過去に、ある映画のワンシーンが突然に自分の感情に触れてしまい、堰を切ったよう号泣してしまうことが一回だけありました、本作品でその現象が起こりびっくりしました。  
正確には本編ではなくて、エンドロールの後に上映された特典映像※のラストに映された言葉「××× ××××××」が目に飛び込んだ瞬間でした。(本編見た方でもネタバレになるかもしれませんので伏せ字にさせていただきます)  本編を観ていて感情を動かされ、心にできた無防備な隙間みたいな所にめがけてガッシリとその言葉が飛び込んできてしまいました! 現生活で無意識に感じてた面倒な所に効いちゃったようでした、そして号泣。。
※特典映像について、公式HPよりコピペ
この度、『かがみの孤城』大ヒットの感謝の気持ちを込めまして、第一弾入場者プレゼントとしてお配りしていた〈その後の風景〉を、スペシャル映像として本編エンドロール後に上映することが決定いたしました。 すでに第一弾入場者プレゼントをお持ちの方も、まだ映画をご覧になっていない方も、ぜひこの機会に劇場へ足を運びください。
(この特典映像はソフト化された時必ず付けて欲しいですね!)

☆引きこもりになった主役少女の日常生活、無言ながらもその思いが伝わってきたり、
☆一人引きこもる主役少女の家を取り囲むいじめっ子達、ホラー映画のようなサスペンスにドキドキしたり、
☆リーダー的お姉さんに襲いかかる乱暴描写に恐怖したり、(顔ボカシにドキュメンタリー映画SNS 少女たちの10日間の男達を思い出す)
☆皆で同じ日に同学校へ登校することを約束して、それでも出会えない悲しさと不思議さ、、保健室で倒れる主人公少女の切なさったら。。

現世界に居場所が無いと思い弧城に追い詰められた仲間を助けようと知恵を絞り行動する主役少女、、皆で力を合わせるラストに思わず応援しておりました、、つまりは人間描写やその関係性をリアルに、地道に積み重ねた結果、その不思議で不条理な物語に説得力を持たせることが成功していたと思います。
原恵一監督作品観戦はクレヨンしんちゃんの大人帝国以来でした、改めて原監督の確かな実力に感心しました、他の作品もチェックさせていただきます!

(ロードショー当時yahoo映画への投稿)
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