あやこ

かがみの孤城のあやこのネタバレレビュー・内容・結末

かがみの孤城(2022年製作の映画)
3.1

このレビューはネタバレを含みます

様々な事情から学校に通っていない中学生7人が不思議な力によって鏡の中の白に集められる。
そこには願いの鍵と呼ばれる鍵があり、みつけたら1人だけの願いを叶えてくれるという。
鍵は探してもいいし、探さず城で好きな時間を過ごしてもいい。7人は少しずつ交流を深めながらそれぞれの抱えているものと向き合うことになる。

うーーーーーん?
評判の高さと、原作が辻村深月さんということで期待していたんだけど、思ってたのと違った……。
簡単に読めすぎる話の筋と、主人公以外の抱えているものはあまり深堀りせずに終わってしまったからか、なんとも不完全燃焼。
恐らく原作はもっと長いので、かなりカットしたのかな。

中学生くらいって多感な時期だし、学校っていう狭い世界でたくさんの人と深く係わりながら過ごさなきゃいけないしで、なーんにも心に抱えるものがなく生きてるひとってたぶん少ないよね。
心配しなくていい、世界は広い。嫌なものに付き合わずに生きていける時はくるし、つらいときは声をあげれば手を差し伸べてくれるひとはきっといる。そういうメッセージだけは良かったかな。
あやこ

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