ジャック・ベッケル監督作品…3作品目
駆け出しのピアニスト、エドワール(ダニエル・ジェラン)と貴族階級出身の妻キャロリーヌ(アンヌ・ヴェルノン)のラブコメ…。
ある日、キャロリーヌの叔父クロードの計らいにより、エドワールは社交界でピアニストとしての腕前を披露することに…。
当日…キャロリーヌは着て行くはずのドレスを最新流行に合わせチョキチョキ…短くしちゃいます…それが気に入らないエドワール…。
一方、エドワールは一着しか無いタキシードのベストが見つからず…ふたりは夫婦喧嘩勃発!! …軽妙に、コミカルに…そしてとっても微笑ましい…。
兎に角キャロリーヌが可愛らしい…几帳面で神経質なエドワールとは対照的に、無邪気で天真爛漫…。
何でも隠しちゃう、投げちゃう、壊しちゃうキャロリーヌ…夫のビンタにも倍返し…泣き喚く姿も子供っぽくて可愛い…何をやっても… Sooo kawaii…ෆ*
演じるアンヌ・ヴェルノンは『シェルブールの雨傘』のドヌーブママです…ෆ*
ふたりの住むパリの狭いアパルトマンと豪奢な貴族のサロンの対比も面白く…サロンに集まる人たちはクセの強いセレブたち…彼らの実は俗っぽいところも演出が見事…。
勿論、エドワールが奏でるピアノ演奏も素敵で…肩越しからの演奏のショットも美しい…ピアノが弾ける男性はつくづくカッコいいっ…( ꜆˶›-‹˶)꜆メロンメロン♡
オープニングとエンディングの映像が円環を成しているのがとてもお洒落…夫婦の関係もグルっと回って元通り…?? ( *ꈍ૩ꈍ)ウフフ♡