Last Embrace(原題)を配信している動画配信サービス

『Last Embrace(原題)』の
動画配信サービス情報をご紹介!視聴する方法はある?

Last Embrace(原題)
動画配信は2025年6月時点の情報です。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
本ページには動画配信サービスのプロモーションが含まれています。
目次

Last Embrace(原題)が配信されているサービス一覧

『Last Embrace(原題)』が配信されているサービスは見つかりませんでした。

Last Embrace(原題)が配信されていないサービス一覧

Prime Video
U-NEXT
DMM TV
Rakuten TV
FOD
TELASA
Lemino
ABEMA
dアニメストア
Hulu
Netflix
JAIHO
ザ・シネマメンバーズ
WOWOWオンデマンド
アニメタイムズ
Roadstead
J:COM STREAM

『Last Embrace(原題)』に投稿された感想・評価

物語自体『めまい』の変則的な再構築であり、名所でのクライマックス(ナイアガラの滝)、妄想と陰謀、理由もわからず狙われる人物、バスルームでのシャワーのくだり。徹底的にヒッチコックしているジョナサン・デミ。
核心に近づくほど一応の盛り上がりを見せ(それが強引すぎる真相だとしても…)、愛と復讐で揺れ動く男女の緊張感なども教科書通りの面白さ。所詮ヒッチコックの模倣だとしても、デ・パルマ(熱狂的なキチガイ)とは違ってえらく生真面目に取り組んでいて、それが強みでもあり物足りなさでもあり。
デミの映画を真剣に見れば見るほど、どのような作家なのかますます分からなくなる。人間の純真さを信じるドラマとジャンル映画に振り切った作品。二通りのアプローチ、それと音楽か。そういえば、演奏シーンから始まり、日常の風景としてベンチでウクレレを弾いている黒人がいた。
巻き込まれるロイ・シャイダーは熱心に演じているし、「謎の女」ジャネット・マーゴリンも裏の顔ふくめて悪くない。クリストファー・ウォーケンはほんの少しだけ。冒頭の殺し屋に濃すぎる面構えのジョー・スピネル!名画座での三本立てレイトショーとかで流れていたら(それほど期待せずに見たら)100点の「映画」。
3.3
【ジョナサン・デミのヒッチコック映画】
たまに巨匠クラスの作家であっても日本未公開映画がある。有名なところでいえばジョナサン・デミ『Last Embrace』だろう。作曲家が『白い恐怖』のロージャ・ミクローシュであり、『北北西に進路を取れ』や『めまい』のオマージュで彩った本格的ヒッチコックサスペンスなのだが、批評家評判が芳しくなかったらしく未だに日本に紹介されていない作品である。最近4K版ブルーレイが出たらしく、観てみた。そこまで悪くはなかった。

捜査官の男ハリーは妻とレストランで食事をしていたところ、襲撃に遭い彼女を失ってしまう。退院後、彼は刺客に突き落とされそうになる。ひょっとして捜査機関の陰謀なのではないかと疑い始める。そんな中、彼はエリーという学生と出会い、ヘブライ語のメモを渡される。

ヒッチコック特有の追う/追われるの関係を前面に押し出した作品となっており、螺旋階段での銃撃戦やナイアガラの滝での追いかけっこはヒッチコックファンにとってはたまらないものがある。

ただ、ヒッチコック映画で観られないような面白い演出が多いのも特徴的となっている。たとえば、ハリーが列車に轢かれそうになる場面。落ちると見せかけて、慣性の法則で回転しながら刺客を捉える場面は、滑稽ながらもユニークな演出であろう。また、ナイアガラでのチェイスシーンでは群れを巧みに使っており、満員のエレベーター空間でハリーとターゲットは同じ空間にいながら手出しできない場面の魅せ方はジョナサン・デミ匠の業を感じるものとなった。
Tatsu
-
昨年鑑賞。バリバリの『めまい』プロット。特別なところはあまりないように見えるが、終盤のロケーションが良い。