モフモフモサモサ

男たちの挽歌 4Kリマスター版のモフモフモサモサのレビュー・感想・評価

3.8
午前10時の映画祭の4Kリマスター版を鑑賞。
過去鑑賞済。
初見は学生時代にレンタルビデオでだったと記憶してます。
そっかぁ〜1986年の作品なんですね。
公開は35年以上前、そんなに経つのか。

この作品がなければタランティーノ監督の作風はきっと変わっていたと思います。

そして原題「英雄本色/A Better Tomorrow」が邦題「男たちの挽歌」に。ある意味日本では邦題がこの映画を伝説にしているといっても過言ではないかと。

が、今どきだと「男たちの…」って問題ありそう。あとレイティングがR15+でしたが、まさか路上喫煙とかですか?
色々と面倒くさい世の中になりました。

長い前置き。

今回の再視聴までのブランクありすぎて、2作目と混同してました。特にラスト。
再見して気になる点を列記。

デカい携帯電話(ショルダーフォン)!
スローモーションのガンアクション!
銃を横に向けて撃つ、がない(あれ?この構え方タランティーノでしたっけ?)
互いに銃口突きつけもない
鳩も飛ばない
銃撃音が安っぽい
殴るときのビシッ!って音がカンフー映画っぽい
野郎同士のじゃれ合いが変(脇腹をつつくて)
ジョン・ウー監督最近何してますか?

と色々と時代を感じるのと…
そして何よりも

劇団ひとりにしか見えないチョウ・ユンファ
(最近は石黒賢化)
中山秀征にしか見えないレスリー・チャン
(何と言っても覇王別姫)
志村けんにしか見えないティ・ロン
(額の具合がね)
がもう、ホントにアツくて、で、

今はいらっしゃならない方もいて、
内容に関係なくどこかせつなくて
懐かしさしかありません。