ラスベガスを旅するジャンキーの話。
主人公の2人は麻薬常用者という事で、常にラリっているのですが、彼らの見る幻覚なんかは、テリー・ギリアムらしい摩訶不思議な世界観で面白かったと思います。
ただ、物語らしい物語はなく、麻薬でおかしくなった2人が延々と映されるだけなので、次第に飽きてくるし、終盤は寝落ちしながら何とか完走しました。
当時のアメリカの社会状況といった時代背景を知っていれば、また違った見方が出来たのかもしれませんが、知らない人にとっては2時間もジャンキーのドタバタを見せられるだけなので、なかなか辛い作品かもしれません。