このレビューはネタバレを含みます
ラスベガスに行き、
ラスベガスから戻る話。
メインふたりがクスリをチャンポンして
ほぼ常時ブリブリ。
幻覚の映像化がおもしろい。
ジョニー・デップの芝居と顔芸が
コミカルを通り越してコントのようで、
数分ならちょうどいいかもしれないけど
118分尺ではお腹いっぱいになりすぎる。
原作者に倣っての極端なU字型の
禿頭にした心意気は立派。
「ジャバーウォッキー」鑑賞時の
反省を本作にも活かすべきだった。
おもしろいのに撃沈するという
同じ轍を踏む体たらく。
今後テリー・ギリアム作品は、
必ずコンディションがいいときにのみ
挑むことにする。