眠たくて仕方なかったのにおもしろくて引き込まれて最後までちゃんと観れました。
のんちゃんやっぱり好き。
他の俳優にはない不思議な存在感がある。ついつい目で追ってしまうし、みてしまうんですよね。ミー坊役もとってもハマってた。魚のことを語る時や特に絵を描かせてもらえることになった時の真っ直ぐで純度100%な目のきらめきは、なんだかちょっと泣きそうになってしまうくらいだった。
そしてやっぱり沖田監督好き。
人を見るあたたかさがある。人々の様子をただ平和的に描いてるのではなくて、カメラを通した目線や見つめ方に愛を感じる。
あんなに好きなことを一途に追いかけられるのすごいなって思いました。社会に出ていろんなことに揉まれてるとちょっとした好きの種から芽が出てこないことや途中まで元気に育っていたのに水やりを忘れて枯れちゃったりとかってよくあることで。あそこまで好きだって、自分にはこれしかないっていう何かがあることが羨ましいな。一方で本当はあるかもしれないのに色々無視して勇気を出せずにうじうじしてる自分に嫌悪感も抱いているのだけど。
自分のことはさておき、おさかな博士なんて大人になってみっともないって、人の夢や希望を笑うような大人にだけはならないようにしようと思いました。
