だいすきな沖田修一さんの世界を満喫できて幸せ。
そして、のんさん。華がありすぎる。華というかキラキラキラキラひかっている。世界の宝石を集めて作ったのかと思うくらいキラキラしてる。のんさんの黒目に灯る白い光。それは感情によって変化しているのではないかと思ってしまった。ワクワクしているときは白い光がキラキラと輝いていて、戸惑っているときは小さく灯る。絵を描くときや魚のことを考えて集中しすぎているときは他の何も見えてないんだろうなっていうような光になっている。のんさんは役者の神様に愛されている。すごい役者さんだ。たたずまいや、声も沖田監督の雰囲気ともすごいマッチしていたので、また別の沖田監督の作品で見てみたい。
ほんとうにいい映画で気持ちが豊かになれた。「好きこそものの上手なれ」この言葉に涙がぶわってあふれた。私は幼児がたくさんいる施設で働いているのだけど、この子たちが好きなものを存分に満喫して、好きなものを探求できる環境で育つことができますように、って心から願った。
