さかなクンものんちゃんも、見ているだけでなんだかちょっと嬉しい、ふわふわしたファンタジックな存在だから、このキャスティングがバチっとハマっていた。
愛情と遊び心がたくさん詰め込まれていて、自然と口角が上がる。優しい顔の人たちばかり出てきて、しかも本当に優しいという、心地よい映画。
柳楽優弥ってめちゃくちゃキリリと端正な顔立ちなのに、笑った顔があまりにもあどけなさすぎる、素敵だな〜
お父さんがタコをシメたり、ミー坊が魚をさばくシーンをやたらと冗長に、丁寧に撮ってたのが印象的。あと、画面の質感がざらっとしていて、この映画によりいっそうのあたたかみをもたらしていたように思う。