モンゴル映画って見たことなかったかもしれない。しかも性に関する作品で意外。めっちゃ良かった！
大学で原子工学を学ぶ冴えない女サロールが代替で入ったアルバイト先のアダルトショップオーナーと出会って少しずつ変わっていく。
バナナの皮で滑って転けるオープニングから終始オフビートな雰囲気がモンゴルの長閑な風景と合っていて素敵。サロールが子供っぽいと言われ鏡の前で自分の胸を気にしたり、お風呂で手遊びしたり、トイレを開けっぱなしでしたり…自分の見た目と精神年齢がごちゃついてる感じ。オーナーと会話する中で芽生えた感情、人生経験豊富なオーナーも完璧な人間ではないこと、年齢差のあるシスターフッド的な作品で好き。きのこ投げ合うシーン良かった。
