Tai

雪之丞変化のTaiのレビュー・感想・評価

雪之丞変化(1963年製作の映画)
3.4
午前十時の映画祭にて。

大胆な構図の数々に驚愕でした!
ワンカットのネガとポジを、あれ程挑戦的に攻めた作品を観たことがありません。
芸術品としてのレベルの高さに圧巻でした。

まるで舞台を観ている様。
しかし、舞台ではなく映画でないとできない演出がなされていて、そこにも引き込まれました。
何より、あれらの表現をCG無しに作ったというのが素晴らしい。
なんとも言えない迫力をスクリーンから感じました。

レンタルなどでは自分からは手を出さない古さとジャンル。
それを今回スクリーンで観ることができて良かったです。
Tai

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