クオリティの高い時代劇。前作の続きなのでやはり前作を観ていた方が話はわかりやすいでしょう。
因果応報、人を殺めた報いは必ず返ってくる。がギリギリ梅安と彦さんの腕が優った。まぁ仕掛け人の未来が明るい訳は無いので，やがて自分に帰ってはくるのかな？原作きちんと最後まで読んでないので知らないんだけど。
どんな理由であれひとを殺める事はやっぱり悪だからね。
と言うわけで，双子の片割れだった極悪椎名桔平。悪の限りを尽くしたその最後は拍子抜けするほどあっけなかった。悪の前半が長い故に余計。この後に佐藤浩市との一悶着があるから尺を端折られたような気もするけど、早く片付けて欲しいと誰もが思っていただろうからまぁ良いでしょう。逆に佐藤浩市の連れがバッサバッサ強かったのに、最後こちらもあれれ？ってくらい見せ場なし。主役に華を持たせなくちゃいけないからこんな感じになるのかな。
仕掛け人ながら梅安と彦さんは好感度高いからね。
そして今回もエンドロールに出た名前。ん？どこに出てた？と思ったらまたまた同じ扱い。これは次があるって事ですよね。シリーズ化なのでしょうか？それはそれで楽しみだ。娯楽時代劇としてはこれ以上ないクオリティでしょ。
