職務
見せ場を何段階も組み込んでくれる106分。
瞳孔開きっぱなし。観たかったソクト刑事の詰め合わせでした。
主演・プロデュース:マ・ドンソク。セルフプロデュースも出来過ぎですって。
前作のキャラクターがたんまり出るので、知っていた方がより面白い。でも、知らなくても面白いはず。
気づけば事件を大事にしてしまう、ソクト刑事の愛嬌要素がマシマシ。
強すぎて笑っちゃう。音の誇張も然り、鼓膜破りという荒技も良い。
エレベーター、エスカレーター、降車ボタン。日常の上で事件が進むので、エッセンスになる演出も小粋だった。
カン・ヘサンことソン・ソックから滲み出る狂気はもはや色気に近い。良心の呵責に苛まれて自首するのもわかるよ。笑
国を超えての展開も韓国内の攻防も非常に見応え十分。
前作の死闘から4年後、協力班チームメンバー活躍もきっちりあって、爽快な余韻な一作でした。
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ベトナムで自首した容疑者を引き取りに出向いたソクト刑事と班長。自首した理由を自白させる中で、ある事件が見え隠れし始める。