犯罪都市 THE ROUNDUPの名波ジャパン10のレビュー・感想・評価

型破りのヤバい刑事とギャングの死闘を描く韓国映画。日本映画でいえば「狐狼の血」ということになるが、「狐狼の血」がウェットで捻りだらけなのに対して、こちらはパワー系の直球だけで押しまくるサッパリ、ドライなアクション作品。ストーリーは殆ど何の伏線もないし、アクションもナイフ対素手という有り得ない設定で最強刑事の圧倒的強さを誇示。普通であれば単なるスーパー刑事モノの全くの駄作となるはずなのに、これを大ヒット作に仕上げてしまうのが、韓国映画の凄さ。脱帽。