ひでG

非常宣言のひでGのレビュー・感想・評価

非常宣言(2020年製作の映画)
4.3
昨年の「ひでGアワード」の一位は、
韓国映画「モガデッシュ」でしたが、
本作もこれに匹敵するほどの熱作で、
お正月早々、今年度のベストテン候補作品!👏

このところ、鑑賞した後に、作品のホームページや関連資料を読んだりして、自分なりに少しだけ掘り下げてからレビューを書くことが多いんだけれど、

本作はこの興奮が冷めないうち、午前中観た勢いのまま書いてみよう!

いやあ〜やっぱり韓国作品すげーや!

何だろう、いろんな感情を束ねて一気に掴まれた感じ。
疲労感さえ感じるレベルの満足度に浸っています。

導入部の「何かとんでもないことが起きるぞ。」ていうゾワゾワ感

すぐに犯人とウイルスの正体が現れるあたりの恐怖→歯がガタガタするような💦

この窮地をどうするんだ!って、ハラハラ感

こーゆー時には、スターがやらねば!っていう期待感

えっ、そんな、あの国も、まさか、、
このまま描いたらやばくない?感

そっ、そっか、自分たちにその矢を向けるのね、どーなんだ?この状況〜、
どーしたらいいんだという問題提起

ああ、、😢😢、いろんな角度から感動させてくれます。

そして、飛行機アクション、何度も見てる設定だけど、ドキドキが止まらない、
気がつくと、両手を合わせて、祈りのポーズで見てるよ、俺💦

そして、ラストは、嗚呼、

なんだよ、わあ、、、

あらゆる感情が噴き出して、脳内で収集が付かなくなっている。

ウイルス+乗り物パニック、

古くは「カサンドラクロス」と設定は似てるけれど、観る側の私たちがウイルスの恐ろしさを知ってしまったので、もう旧作でら絵空事に感じてしまう。

三密の飛行機の機内、感染力、それだけでなく、
クルーズ船を想起させる着陸問題。

そーゆー意味では、極めて今日的な
コロナを本格的に取り入れた世界的な代表作なんじゃないかな。

スマホをみんなが持っているということが
パニック映画の中で、こーゆーかたちで使われるのも見事でした。
終盤のある場面では、スマホの光が命の光に感じられました。

ソン・ガンホ
イ・ビョンホン
チョン・ドヨン
韓国の国際3代スターの活かし方は、ネタバレになるので細かく言及できないけど、
それぞれに見応えあるな。見どころあるな

チーフパーサー役のキム・ソジンさんもステキでした。

いつもに増して、まとまりのないレビューですが、興奮はお伝えできたかな?😅
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