方眼

非常宣言の方眼のレビュー・感想・評価

非常宣言(2020年製作の映画)
4.3
2022年”비상선언”。航空機バイオテロパニック。機内上映サービス絶対ダメなやつ。アパートの中庭でパーティ。コムタン半月分作って妻は旅行、刑事の夫は小分けにして冷蔵庫へ。SKYKOREA501便ホノルル行き。テロリストの自宅と離陸のカットバック。感染は水疱、出血、発熱。アトピーと紛らわしい。換気システムは20年前のもの。機長のランチ、太陽光で空気中の微粒子を映す。事件はまずスマホで撮影、SNSで拡散、エコチェンバー、加熱し両極端に割れる世論。感染者と非感染者をわけろ。ブリコム社に乗り込む。ソン・ガンホやたら突っ込み、阻止され続ける。素朴で猪突型の公務員に仮託する国民の想い。ホノルル空港。宅配バイク。チーフパーサー、残った乗務員で責任をとる。成田空港。ウイルス変異。日本の政府発表、見ようによっては菅チャン似(官房長官か)。ここからの展開は予想できなかったが、まさに韓国。星武(ソンム)飛行場。イ・ビョンホン見せ場。アパートのパーティ、海。我々も体験したコロナ禍の分断、疑念、恐怖、不安。エンタメに落とし込むにはまだ早く、その描写も直接過ぎないかと思って見てたが、女子高生の集団に代表される描写、これはセウォル号事件への鎮魂と気付く。だから国交省大臣は海岸に佇む。
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