緊迫感ありました。
やたらと性格の悪いイケメン(イム・シワン)
がただひたすらに腹立たしく、その登場シーンから嫌なことが起きそうな雰囲気を演出していて、引き込まれるものがありました。
あーいうやつがあからさまにナイフとかを持ってるなら逮捕すれば良いだけだけど、特に凶器とかを持たずに飛行機に乗ってきて、自分の隣の席とかに座ってきたらかなり嫌ですね。何をされるか分からないから、気になって絶対寝れないです。
で、飛行機内でバイオテロ事件が起きるわけですが、おいそれと止まれない、着陸できない飛行機という名の空中閉鎖空間、、冷静に考えるとそれだけで怖いのに、そこに逃げようのないテロが発生するってのは、なんとも絶望的です。
と、ここまでは良かったのですが、そこから物語が進むにつれて、徐々にハリウッド的な展開になっていき、そこに韓国映画でお馴染みの残念な警察や政府が絡んできたり、「そうはならんだろ」って感じの大衆が登場したりで、最終的な印象としては「詰め込んだなぁ」って感じでした。