コロナ渦の映画の正月商戦で話題作が少なく小粒の時に話題になった作品として覚えています。
韓国の２大スターが出演していますが、どちらかというと事件に翻弄される人々を描いた群像劇な印象。
サイコな謎の男と団地での事件そこから航空機内のテロに繋がる序盤はワクワクしたのだけど、機上中心の話になってからは極端にテンポが悪くなった感じがしました。
中盤からは逆に乗客の話や地上での政治的な争いや子供の話など詰め込み過ぎ＆駆け足でついて行けなくなる…。
日本の自衛隊の関連は韓国ではウケるから強引に入れたような気がしてならない…。弱腰外交の日本にあんな事が出来る訳ないじゃない。
それでもって終盤のお涙頂戴は露骨過ぎて興ざめしてしまいました…。
比べる対象では無いのかもですが「エアフォースワン」「乱気流タービュランス」などの航空機パニック物に比べるとハラハラドキドキしなかったんですよね…。
イ・ビョンホンさんとソン・ガンホさんの安定感ある演技で随分と助けられている感じでした。期待し過ぎたのかも知れませんが、個人的には母国ウケな映画なのかなと思いました。
