タイトルに違わず女性の映画だ。いきなり全然知らん敵勢力が出てきたと思ったらそのリーダーの男が自己犠牲で死ぬ。その男を愛する女の叫びにグッと来るんだ、何故だか。
味方の女の子たちがこれまた軽やかで、「ごきげんよう」3連発の心地よさ。
最後の戦闘シーンは作画もさることながらそのセリフと勢いに圧倒される。「人殺し」ってそれを言うか、何度も何度も何度も。そして最後は政治も信仰も関係ない乙女の恋心が全てを掻っ攫う。何と気持ちのいい裏切り。恥ずかしくなるような抱擁に訳も分からず感動する。めちゃくちゃ面白い。
