怖くないし面白くもない。
シンプルに駄作だと思う。
なんかずっと変なんだよこの映画。
普通、製作陣も、撮ったシーンの見直しとかして、『このセリフは無しにして、別のセリフを入れよう』とか『この動きだと変だから、ちょっと変えよう』とか、演技が不自然だから演技指導するとか、いろいろと手直しをすると思う。
でも、この映画、まるでそういう手直しを一切省いたんじゃないかって思った。セリフ回し、登場人物たちの動き、演技とか、なにもかも。
家出してタクシーでやってくる小学生とかいるわけないし、
サッカーが得意と言うわりに初心者丸出しのプレーをするし、
相葉くん演じる男の過去を丁寧に説明してくれるけどストーリー的に意味はないし、
エイリアンはあからさまに忖度してくれるし…
エンディングもおかしい。
それなりの数の子どもたちが殺された話なのに、みんな平然として『めでたしめでたし』みたいな雰囲気を出しているし、主人公たちはここで暮らすことを決意するし。
まるで、子どもがちょっとした冒険と困難を乗り越えて成長したような…。そんな、まるでドラえもんの映画のような雰囲気を出されても…
手抜きなのか、もしくは何か事情があったのか‥
製作期間、２週間くらいだったんかな。
映画の内容云々より、『なんでこういう出来になったのか』が気になる。‥いやまぁ、映画の内容はクソほどつまらないけどさ笑
日本が舞台で、エイリアンが敵意100％のモンスターパニックもの(？)というのは極めて珍しいので、作ってくれたという事実には価値があるけどねぇ。それにしても、クオリティが低すぎる。
