「それ」の正体、というかデザインがすごい。
90年台の映画かと思った。
つまり「学校の怪談」のような子ども向け映画なのか。ほのぼの子どもたちのジュブナイルを楽しめばいいのか。
と思いきやバンバン人が死ぬ。
子どもも死ぬ。ゴア描写もある。
相葉雅紀頼りの低予算ホラー映画なのか。
と思いきや松本穂香、小日向文世らちゃんと邦画らしい面々が出てくる。
相葉雅紀の妻役が江口のりこという配役も妙に邦画っぽい。
なんなんだ。
テイストが全く掴めない。
ラスト、あれだけの惨劇があった後に楽しげにサッカーをして「田舎に移住してよかったー」みたいなまとめ方のどうでも良さもすごかった。
そしてエンディングは明るいJ-POPでも流れるかと思いきや意外すぎるED映像。
奇跡体験アンビリーバボーだったのか。
これだけ誰に向けて作られたのかわからない映画もない。
すごい。
しかしなぜだろう。
結構ワクワクしてしまった。
そして仙台出身の自分ですら忘れていた福島にある「UFOの里」の存在。