骨太ミステリーだと思い込んで鑑賞したら主人公の人生を描いたヒューマンドラマにミステリーをちょい足しした作品だったー。
ロマンス色濃いめ。
物語は法廷シーンと主人公の回想シーンを中心に展開。
物語は淡々と進み、盛り上がるシーンも特にないし、ラストのオチもそうきたかー!って驚きもなくて、ある意味私の期待は裏切られました。
でも!!
悪い意味ではなくて良い意味で裏切られたのです。
たしかに骨太ミステリーを期待すると物足りなさを感じますが、ひとりの女性の数奇な人生の物語として観ると面白い。
さすが原作がアメリカで最も売れた本っていうのは伊達ではないですね。
主人公の心理描写や湿地帯の美しさが特に◎
鑑賞後に主人公の行動や言動を考察するとより楽しめる作品。