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ザリガニの鳴くところのfilm1010のネタバレレビュー・内容・結末

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

原作未読
他にないよな。
でもそうだよね。そうか、良かった。
でもあれれ?
あ、そうだったのか、そうだよね、やっぱり。。

彼女は環境から、差別から、社会生活から隔離されているけれど、少ない関わりの中でも、他人を害さずに、知的好奇心を満たし、生き延びる手段を手に入れている。
社会生活を営んでいても、それを得られていない人もいる。

彼女を肯定したいと思う私がいる。
きっとそういう人はたくさんいると思う。
でも人間社会は肯定してはいけないことになっている。
でも、人間としては許されないところはあるけれど、生物としては当たり前だったと思う。

自然が綺麗で、善悪じゃない、生物は生き延びるために選択しているんだ。
それを人間が勝手に美しいと言ってるだけなのだな。

子どもたちがエンジンを積んだ船を自転車のように扱っている暮らしが驚きだった。
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