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ザリガニの鳴くところのtakanoひねもすのたりのレビュー・感想・評価

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)
3.1
ミステリー+ラブロマンス。

原作既読

1969年、アメリカのノースカロライナ州の湿地帯で裕福な青年チェイス・アンドルーズの変死体が発見される。容疑者として逮捕されたのは地元で蔑みをこめて"湿地の娘"と呼ばれている孤児カイアだった。

冒頭で逮捕され、収監されたカイアが過去を回想しつつ、ミルトン弁護士が法廷で活躍する場面を交互に物語が進んでく。

チェイス役のハリス・ディキンソンが、いい演技してると思う、役柄はクソ野郎だけど。

育ちは違えどチェイスと父親は同じタイプの人間だからなのよな、カイアの態度が何処となく歯がゆいの。
その辺の演出はうまく作ってたと思う。

事件の真相は、劇中で語られてることと、エンドロールで流れる『Carolina』テイラー・スウィフトのLyricで補完するのが良き。

まあ何かこの辺とか。
I make a fist, I'll make it count
この辺とか。
And you didn't see me here
They never did see me here
No, you didn't see me here
They never saw me

テイト爺さん、何だかんだショックがでかそうで、余生が少し気の毒になる。