⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎のtakanoひねもすのたりのレビュー・感想・評価

昭和オカルト風味＋若い世代にアレンジしたゲゲゲの鬼太郎。

作品は面白いことは面白かったけど、巷の評判の印象より、全然因習村でもおどろおどろしくも無く、何処かでみたような要素の盛り合わせだったからかなり拍子抜けした。

個人的には単にバディ物アニメとして良かったなという。
あと龍賀邸テラスでのバトルシーンだけ突出してクオリティ高かった……スタジオのエースアニメーターの方がひとりで描いたって話だけど、あの戦闘シーンのセンスすげぇ。
ついでに墓場鬼太郎を見直したくなった。

イケ目玉親父と水木の各々キャラがきっちり作り込まれた設定ではない（妄想の余地がある）ある辺りで二次創作が盛り上がってる点でもあるんかな。知らんけど。

ストレートにキャラクターに戦争批判を語らせちゃうところは個人的に（……台詞で言わせちゃうんだなあ……）って思った点。
まあ観る側に100%委ねられないってとこもあるのかも知らんし、作画クオリティの問題かも知らんけど、監督と脚本の人、50代ってことを考えると語りがペr……水木先生の姿勢に添ってるからいいっちゃーいいしリスペクトも感じるけど言葉のチョイスが安直なものだったなあと。





SNSの声のデカい頭良さそーな所謂リベラル映画人及びインフルエンサーのレビュー、読んでてどれも同じような内容で、基本フォーマットから単語を入れ替えしてるだけで全く深堀りも何もしてねぇんだけどこれいかに。
あの界隈、作品を変えただけで中身は再放送ばっかしてんのね……という感想。

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