映画ポスターが松山ケンイチと長澤まさみの顔写真のみでその中心に「彼はなぜ42人を殺したのか」と書いてある時点で、松山ケンイチが演じる斯波宗典が連続殺人犯であることはわかったうえで鑑賞する人が多いだろうに、彼が連続殺人犯であると判明するまでのくだりを丁寧に描かれても…という気持ちで序盤を観ていた。
随所にカメラワークへのこだわりが感じられすぎて、ストーリーへの集中力が削がれるのが残念だった。
長澤まさみにはこういうお堅い役はあまり合わないなと思ったが、彼女が演じた大友秀美の「死を望んだのではなく命を諦めた」という台詞は好きだった。
柄本明の迫真の演技は良かったし、意外とずんのやすの素朴な演技も良かった。笑
【2025.03.15.鑑賞】
【2025.03.16.レビュー投稿】