90年代の香港の街の雑踏を行き交いすれ違う人々の、終わる恋と始まる恋を描いたオサレムービー。
刑事223号と金髪にサングラスの女の5月1日で繋がる物語、刑事633号と小食店の新人の娘の”カリフォルニア”で繋がる物語。
画と雰囲気がとにかくオサレ。内容はたまにホラー(笑)だし好き嫌いは分かれそう。
何も永遠ではないこの惑星で、それでも人は出会いそれぞれの形で一生懸命恋をして生きる。不思議な物語と世界観に、気づけば魅了されている、そんな作品。
画がとにかく好み過ぎる。こんな画を撮れるのはこの監督ぐらいではないだろうか。