K

ロスト・キング 500年越しの運命のKのレビュー・感想・評価

3.7
シェイクスピアの劇「リチャード三世」の中で悪の簒奪者として描かれるリチャード3世と自分自身をどこか重ねて、いつしかリチャード3世にのめり込んでいった普通の主婦が、500年の時を経て、リチャード3世の遺骨を本当に見つけちゃう実話。

長い歴史の中で不当に扱われてきた王、職場や家庭で不当に扱われてきた自分。彼の汚名を晴らすことで、彼女は自分の存在意義を確認できると思っていたのかもしれない。

リチャード3世にのめり込む母を温かく見守り応援する家族の姿も良かった。

駐車場のRはほんとに奇跡なのか偶然なのか。。。おとぎ話世のような実話。
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