恋の苦しみがこの映画以上に伝わってくるものはない。男2人の不器用な愛が胸を打つ
香港映画界の鬼才、ウォン・カーウァイ監督の映画を見るのはコレが初めて
この2人の関係は裸でメリケンサックをはめて殴り合ってるようで、バカなんだけれど見入ってしまうし、その痛みが見えるからその思いがより本物なんだと感じる
お互いを強く思う気持ちのすれ違う。思いが大きすぎて、しんどくなっている
すごい強い力で惹かれあって、当たったと思えばバチンと弾ける
愛が重すぎるから嫉妬で辛くなって思ってもいない行動や言葉を出す
でも素直に愛を伝え合って幸せに暮らすなんてこの2人の柄じゃない
ナイフで壁を叩くシーン、ご飯を持つ手が震えてるシーン、1人で滝の飛沫をあびるシーン、そして台所で踊るシーンは忘れられない
#過去鑑賞記録
