恋人の良い関係の時、悪い関係の時がぐちゃぐちゃにミックスされてぶつけられる
そしてそれを回収してくれるラストシーンがいい
「OK。。。」「OK。。」
このラストを見るためにこの映画を見ていたと思えるほど
エターナルサンシャインという名前の中二病感とジャケットの絶妙なダサさから見るのを敬遠してしまってたが友人に勧められ鑑賞
記憶世界の2人の逃亡劇。好きな人との忘れたくない思い出を消されるって怖い
良い関係の時、悪い関係の時がぐちゃぐちゃにミックスされてぶつけられる感じはブルーバレンタインや500日のサマーに似ている
夜の氷上で寝転がるシーンは幸せそのもので
行き慣れた中華屋で冷え切った言葉を交わしてるシーンは見てるとやるせなくなる
ラストシーン「いずれ嫌いになるわ、私はあなたに退屈して息苦しさを感じるようになる」
そう彼女が言った後の2人ががいい
繰り返し出てくるニーチェの言葉「忘却はよりよき前進をうむ」は癖になりそう
そしてこの映画は、それとは真逆の「忘れても忘れても変わらないものがある」ということを言っている気がする
運命の人にまだ出会っていない人にも出会った後の人にも救いがある映画じゃないだろうか