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『仕事=重サ×距離―三菱長崎造船所からのレポート―』に投稿された感想・評価

すえ
4.6
記録

【船】

瀬川順一特集@シネ・ヌーヴォ

特集ゆえに瀬川順一のカメラばかり気にしてしまったが、それにしても運動への嗅覚の鋭さには驚かされる。フィルムという限りある長さのなかで、こんなにも豊かな画面を構成できるのには驚かざるを得ない。偶発的に撮れてしまう画と確実に演出された画という境界が曖昧だといえるのかもしれない、おそらく人がいくら粘っても撮れない画を引き寄せる力(だけでなく待つ力)も凄かったのだろう。

巨大な構築物が滑らかに移動することの快楽が宿っていて、まるで重さのないように運動してゆく。しかし、労働者の鉄を使った筋トレのシークェンスで、我々はその重量感を思い出す。人間より遥かに巨大で重い塊をひとりひとりの小さな人間が作り出している、その労働への敬意が感じられる。

そのように造船を総体的に捉えながら、確かにそれは部分(人間)から成るということに意識的であり、労働者ひとりひとりの矜恃を決して損なうことなく捉えている。

冒頭の原子爆弾落下中心地碑は火花のイメージと接続されるし、隠れキリシタンのキリスト像らしきものは労働者の内なる信仰へと接続される。

2026,26本目(劇場23本目)2/4 シネ・ヌーヴォ
瀬川順一のカメラに映る三菱重工の労働者たちがどれも素晴らしい。一人一人が巨大な船の一部を作ったことに対して誇りを抱きつつ、ナレーションは無惨にも彼らが別の労働環境を求めていることも伝える。それは決して現在の日本社会のように仕事へのモチベーションがないことを憂うものではない。あくまで己の責務を果たすことへのプライドと自負を労働者たちは抱きつつ、それと同時に映画の冒頭で映された隠れキリシタンの残した像のように、ひっそりと別のユートピアを求めるような信仰を確かに抱いていることを映像とナレーションの異化によって示してみせる。
ニシ
4.6
瀬川順一の撮影により長崎の造船所で働く人々の姿が記録され、そこに労働者たちの肉声と労働者のテキストを語る岸田今日子のナレーションが被せられるという単純ながら物質量の多い構成でそれだけでも素晴らしいのだが、冒頭に出島としての長崎の説明があり、江戸時代に処刑されたキリシタンの銅像がフィックスで繋げられたのち地面についていない足を左から右へ移動撮影したカットが映画をスペクタクルにしていて、それと終盤に移される画面手前から奥へとゆっくり進む造船や沈みゆく太陽が呼応して、労働者、また造船所の、現在の繁栄と活力は永遠ではなく次第に遠ざかってしまう気配を感じる。