ogier

クラークスのogierのレビュー・感想・評価

クラークス(1994年製作の映画)
2.8
北米の冷たい空気がゆっくりとバックビートに乗る
下品な青臭いあの時期にだけ映し出せるインディペンデント臭がクラックの様に依存する
アジトはバイト先のコンビニで不器用な不良と潰れかけのジャンキーと共に冴えない日常を過ごすクラークス。
白い息とタバコの煙、アンダーグランドポルノしか置いてないビデオショップ、屋上のホッケー、ガムの詰まった鍵穴、冴えない客と冴えない店員の日常不毛劇は私たちを非日常へと招待してくれている様で
人生は喜劇なのだろうか、若き日の群青は白と黒のパレットにすら鮮やかすぎる程に輝いて見える
ogier

ogier