このレビューはネタバレを含みます
『SIDE:A』は未見。評論家の解説で内容は知っている。
本作のみを見るのは片手落ちかと思うが、裏舞台は知っておきたいと思い鑑賞。被災地のシークエンスは揺さぶられたのと野村萬斎vs佐々木某のくだりは印象に残った。
いろいろあったが100年後、1000年後には子どもに語られているだろうという希望的観測で幕を閉じるが、現状、東京五輪2020の負の遺産問題は山積みで、それをアスリートや関わった人たちが頑張ったからなしにして良いとも思わない。
パフォーマンスとしても話し合おうと反対のデモに近寄って行ったバッハにマイクでシュプレヒコールを浴びせるだけの女性は醜悪にも不快にも思えた。アレではダメだろう。
聖火ランナーのくだり、ランナーの後ろにやってくるスポンサーの行列も少しだけ映っていた。醜悪。
そして森喜朗。
自分の言葉が見事に跳ね返ってくるインタビュー。言い訳はいらん。反省もしとらん。まだ降ろされた理由わかってないでしょう。
河瀬監督の歌が流れるのは意味不明。
この映画、税金で作ってんですよね?