IMAX推奨ということを鑑みての4.5。映像体験的には5.0。こういうSF映画の歴史的大作に立ち会えただけでも自分はラッキーだったと思う。
109シネマズ大阪エクスポシティIMAXで鑑賞。
PART1は正確にはプロローグで、映画的に本編はこのPART2である。だから、合わせて5時間越えで1本の映画ということだ。そこも含めて4.5。PART1が退屈すぎた。
その退屈を吹き飛ばす力を放つのが本作PART2。フローレンス・ピューから始まり、諦観溢れるクリストファー・ウォーケン。おもしろい映画にはいい悪役がいないとなとしみじみ思ったオースティン・バトラー。そして、何かに取り憑かれたレベッカ・ファーガソンが終始美しい。また、孤高の立ち振る舞いを魅せるゼンデイヤ。彼女の芯の強いまなざしには心が躍る。
真のシネマ・エクスペリエンス。PART1は序章にすぎない。ドゥニ・ヴィルヌーヴ、やりやがった。ハンス・ジマー、天才だよと拳を握った。
繰り返し見たい魅せてくれるSF映画。没入型映像コンテンツの金字塔。中盤からまったく目が離せなくなってしまった。
合う合わないはあるだろうけど、僕は大好物です。
予習・復習忘れずに!
香料は「スパイス」と読むように!