ポルりん

劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)のポルりんのネタバレレビュー・内容・結末

3.6

このレビューはネタバレを含みます

【簡易メモ】
鑑賞前は

せっかく「海原」出てくんのに、何で「ミック」出さねーんだよ ( ゚Д゚)㌦ァ!!
オリジナル話とかいいから原作32巻~35巻までの内容を映像化しろや (#゚Д゚)ゴルァ!!

とかなり否定よりな考えだった。
そういった状態で本作を鑑賞してみたのだが、意外とアリなのかもしれない。

てっきり「冴羽寮」と「海原」が対決するのがメインの話なのかと思っていたが、そういう訳でもなく「冴羽寮」とゲストキャラの「アンジー」がメインの話なのね。
そういった事なら、本作のような構成はアリなのかもしれない。
考えてみたらいきなり原作32巻から始めても、感情移入しにくいだろうし、その前に緩衝材的な話を一つ挟んだ方がいいのかもしれないな。

本作を鑑賞すれば、次回作でメインになるであろう「海原」に対して感情が動きやすいだろうし、いちいちキャラクター紹介やエンジェルダストの説明をしなくて済む。
恐らく「冴羽寮」が自らの依頼人を殺害したというかなり例外的な事もしてるし、あそこまで追い詰められたのも始めてなんじゃないかな??
最終章の始まりとしてはいいのかもしれない。

次回作によって評価が変わる作品なので、何とも評価しにくい作品ではあるが、個人的には次回作の期待感も高まったし、比較的に満足度の高い作品ではあった。

ただ少し気になるのが、スポンサーの媚び方が露骨すぎなところかな。
特にカップラーメンのくだりなんて、いくら何でも露骨すぎだろ!!
ポルりん

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