抹茶マラカス

ラック 幸運をさがす旅の抹茶マラカスのレビュー・感想・評価

ラック 幸運をさがす旅(2022年製作の映画)
3.3
とにかく不運な女の子サムが幸運を求めて幸運の国や不運の国を旅する感じ。
あまりにも可哀想なぐらいの不運の生活を見せられて可哀想だな、とはなるのだが一瞬手に入れたコインのおかげで幸運に恵まれてからはなんとかしてその幸運のコインをせしめようとするのでどうにも納得がいきづらい。一応、施設出身の主人公が施設の他の子のために、という理由づけはあるのだが。
描かれる幸運・不運の世界も、例えばボスベイビーの赤ちゃん工場に近い感覚で既視感しかなく、冒険の匂いがそこまでしなかった。色んなキャラにベラベラ不運でもいい!とか喋らせてた気がしたけど耳にも入ってこなかった。The普通だが、ラセターが復活したくて作ってこれなのね感はある。