この時代としては、高い特撮技術を誇っていると思う。
多くの特撮ファンに根強く支持されているのも納得のレベルだ。
当時はもとより現在から見ても、素早い横跳びやダッシュ、ハイジャンプといった、怪獣映画らしからぬスピーディな殺陣は異色だ。
が、これが何とも見応えあり!☆
例によって、琵琶湖の船上とかアルプス山中に至るまでゴーゴーに興じる若者共。
「化けモン出て来いや族」…いや、「生贄族」とでも呼ぶべきか。
←ひょっとして、もうオフィシャルな呼称が流通しているのか?だったら教えてくれ(笑)
デカくなったフランケンシュタインが、山中でイノシシを捕らえるためにソッコー落とし穴をこさえるんだけど、その中に自衛隊の戦車が「うわー!」って落ちちゃうの。
で、難を逃れたそのイノシシが何気にデカイ。☆
『人喰猪、公民館襲撃す!』(2009)の化け猪くらいはあったのではないか?
「―――イノシシやぁっ!」と、自衛隊もビックリこいて逃げ出す始末。
←…いやまぁ、ミニチュアの操演なんだけどね。
でもね、バカにできないよ?バラゴンに襲われる馬とかも結構イイ動きしてたし。細かいこだわりを感じた。♪