このレビューはネタバレを含みます
東宝フランケンシュタインシリーズ第1作。
第二次世界大戦中ドイツから秘密裏に運ばれた不死身の心臓が日本に到着するや原爆投下により消滅。15年の月日は流れ、広島で犬やウサギが食い荒らされる事件が相次ぎ、犯人と思われる児童をボーエン博士と戸上季子は保護し、日々巨大化していく謎の少年の生態を研究する。
のちに彼が戦時中にフランケンシュタイン博士の発明した心臓を持つ少年だと分かり、取材陣が押し掛けると彼は施設を脱走。
彼は北へと逃げ続け、別の地で暴れ回るバラゴンと出会い死闘を繰り広げるのであった…‼︎
原爆投下シーンや波打つ心臓、フランケンシュタインのビジュアルなど結構ハードめな作風でタイトルの通りホラー色の強い特撮怪獣ものとなっている。
ドラマ要素に非常に力を入れていて、特に正義側の研究員3人のフランケンシュタインに対する考え方が微妙に違う辺りがとても良く出来ている。
特撮部分も今までの怪獣モノとサイズ感の違いもあってか動物のミニチュアを使っていたりと、その辺も楽しめる。
好きなシーンは這い回る手首のシーンや、火を使った戦闘など色々あるが1番はラストの大ダコとの死闘!正直まさかの展開でびっくり笑笑
タコは出るのと出ないのとバージョンがあるとかないとか。
結構好きな作品。
バラゴン倒した後チョンって足で蹴るとこめっちゃ好き。笑