ジョージ・A・ロメロ監督作。
デュアン・ジョーンズ、ジュディス・オーディア出演。
黒人リンチ事件を思わせるラストが印象的。
ゾンビは、ハイチの民間伝承(薬物による強制労働)やユニバーサルモンスター(首を噛むところは吸血鬼、のろのろ歩くところはフランケンシュタイン)を元にしている。
ロメロ監督次作「ゾンビ」(原題:Dawn of the Dead)では、戦争経験のあった特殊効果、特殊メイクアップアーティストのトム・サビィーニが参加し、戦地で見た人体破壊などが取り入れられた。今作や「ゾンビ」のヒットによりゾンビ映画やモダン・ゾンビが知られるようになった。
1968年には日本未公開だったが、2022年に4K版が公開された。
"ゾンビ"という言葉は、小泉八雲の「クレオール物語」に登場し、1932年に「ホワイトゾンビ」で初めて映画化された。