「ドロステのはてで僕ら」に続いてヨーロッパ企画によるオリジナル映画第二弾です。
今回もS(すこし)・F(ふしぎ)テイスト満載で面白かったです。
一度のタイムループがワンカット2分の長回しで描くというアイデアが素晴らしいです。
そしてそのワンアイデアでどれだけ面白いことができるのかという作品です。
2分で時間が巻き戻るんじゃ何もできないやん。と思いますが主人公以外全員がループ中の記憶を保持しているという設定がいいです。
「MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない」を想像していただくとわかりやすいかと思います。
肉体面は元に戻るけれど精神面はキープされるので喧嘩したり精神が病むと取り返しがつかないというのがイイです。
すごく個人的な小さな着地点に綺麗に着地すると思わせてからの「ドラえもん」展開が大好きです。
というか前作もそうですが藤子不二雄めちゃめちゃ好きでしょ。