2023年74本目。
とある温泉旅館で生じた時間のループ。
旅館一帯が2分間という短い時間繰り返し、その世界で翻弄される人々を描くコメディ。
…ヨーロッパ企画だったのかぁ。
個人的にヨーロッパ企画系の作品は低予算感とそれも影響した演劇テイストさが苦手。
本作も「ドロステのはてで僕らは」同様、時間操作系のSF要素を使ったコメディなのだが、アイディアこそ認めるが、結局似たような展開&オチはタイムパトロールという良く言えばクロスオーバー、悪く言えばワンパターンな展開がどうしても合わなかった。
道中のコメディ要素も前述の通り、舞台仕込みのヨーロッパ企画故に強い演劇的演出に拒否反応(とまでは言わないが)が出てしまった。
そう考えると、MONDAYSって良くできたタイムループものだったんだな、と再確認した。