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リバー、流れないでよのkomagire23のネタバレレビュー・内容・結末

リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

(完全ネタバレですので鑑賞後にお読み下さい)
※本来の長いレビューを書く時間が最近ないので、短く

今作の映画『リバー、流れないでよ』を面白く見ました。

映画『MONDAYS このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない』に似たタイムループものですが、今作は2分でループするストーリーになっています。

この2分ループというのがミソで、ある1エピソードが平凡だったとしても必ず2分で終わりが来るので観客は先を見据えて次に期待することが出来ます。
つまり2分ループのおかげで中だるみが排除されているのです。

とはいえ、2分ループの初めの原因として示された、主人公・ミコト(藤谷理子さん)が彼氏の料理人・タク(鳥越裕貴さん)のフランス修行を止めたい想いは、可愛らし過ぎとは思われました。
また、2分ループの本当の原因が、タイムパトローラー・ヒサメ(久保史緒里さん)の乗って来たタイムマシーンの故障という展開も、ちょっとハートフル過ぎないかとも正直思われました。

とはいえ、途中おそらく撮影期間中に降った積雪を、(予算の関係でしょうが)そのまま逆に時系列吹っ飛ばして利用している姿勢にも好感持てましたし、全体に流れるほっこり感は映画の良さにもなっているとは思われました。

映画界の全体でみるとその予算規模も相まって個人的な星評価は今回のようになりましたが、十分面白さある映画だと一方では思われました。

p.s.映画の舞台となった旅館は、主人公・ミコト役の藤谷理子さんのご実家なんですね。
それを合わせて、この映画がいかに出演者・スタッフの熱い想いで出来ているかが伝わる気がします。
そしてそういう情熱あふれた今作の映画がヒットしていることも、本当に素晴らしいことだと私的にも思われています。
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