ぺー

リバー、流れないでよのぺーのネタバレレビュー・内容・結末

リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

映画 リバー、流れないでよ(2023)日本/86分
監督 山口淳太
脚本 上田誠
主演 藤谷理子 永野宗典 角田貴志
   酒井善史 諏訪雅 石田剛太
   中川晴樹 土佐和成 鳥越裕貴
   早織 久保史緒里 本上まなみ
   近藤芳正

繰り返される2分、ハプニングあり、コメディあり、恋愛あり、SFありの秀作。
「MONDAYS」の方が面白いが本作も負けていられないくらいの意欲を感じられた。
最初は困難に陥っていたけど、段々と新たな人々に出会うことによって何かが解明されていく。たった2分のループでも新しい発見をしたい、どうせなら色々やってみたい、未来へ進むことを拒み今の時間がずっと続けばいいのになというテーマ性が感じられた。
演技はなんか劇団ぽくてそこはあまりお気に入りではなかったんですけど、永遠に欲しくて愛おしい今の時間のそれぞれ登場人物に当てはめられていたのでそこそこ感情移入できました。
特に主人公のミコトが、フランスに料理修行で行ってしまう男性に片思いをしつつも、この時間がもっと続けばいいのにという可愛らしい乙女な一面が見れて良かった。デートもしてたし、愛おしかった。
台詞が数多く存在する中にある伏線が分かりやすくて、タイムパトロールしにきた未来出身の女性のタイムマシンが壊れたことが全てのきっかけだったのは驚いたがインパクトはあまりなかったな。
それでも限られた時間の中で体を張る登場人物達が凄かった。
ぺー

ぺー