繰り返される2分間のタイムループ
京都・貴船の老舗料理旅館「ふじや」で仲居として働くミコトは、別館裏の貴船川のほとりにたたずんでいたところを女将に呼ばれ、仕事へと戻る。だが2分後、なぜか先ほどと同じ場所に立っていた。そしてミコトだけでなく、番頭や仲居、料理人、宿泊客たちもみな、同じ時間がループしていることに気づく。2分経つと時間が巻き戻り、全員元にいた場所に戻ってしまうが、それぞれの記憶は引き継がれるのだ。人々は力をあわせてタイムループの原因究明に乗り出すが、ミコトはひとり複雑な思いを抱えていた。
劇団ヨーロッパ企画の手がける映画、第2弾。ドロステのはてで僕らはまだ観てないのですが、本作を観て観たくなった！！
タイムループで群像劇ってやっぱりヨーロッパ企画のイメージ強いけど本作もしっかりとその系譜。
2分間を毎回ちゃんとワンカットで（しかも多分本当に2分間な気がする）撮っているから一定のリズムかつリアルタイム感があるから面白い。離れへの移動にも毎回時間をかけるから面倒くささの共感できるし、理解の遅い板長にもイライラするw
ミコトの順応の早さには結構面白くて、特に初期位置には笑ったw
次のターンでキメましょうとかも若干メタっぽいのも好みでした。
MONDAYSも面白かったけどタイムループ流行ってるの？
